仏壇は位牌を安置する場所?それとも仏様を安置する場所?

仏壇は一般に、位牌を安置する場所であると考えられています。そのため仏壇にお参りするときは、ご先祖様を想ってお祈りをしますが、仏教の教義から見た場合にはそれとは異なる考え方をします。そこで本記事では、仏壇の役割について説明していきます。

都道府県一覧から仏壇店を探す

いい仏壇では、ご希望のエリア、仏壇・仏具の種類や特色、宗旨・宗派などの検索条件で全国の仏壇店を探すことができます。

現在地から仏壇店を探す

仏教の教義から見たお仏壇

お寺の住職さんたちの中には「仏壇というものは本来、ご本尊をおまつりする場所です。位牌は、本尊の近くに置かせていただいているだけなのですよ」と話す人もいます。

たしかに仏教の教義からいえば、こうした考え方のほうが正しいといえます。

浄土真宗のように、仏壇はご本尊(浄土真宗では阿弥陀如来)をおまつりする場所という考え方が徹底されていて、仏壇に位牌を置かない宗派もあります。

両親や祖父母など、肉親に想いをはせる場所

しかし多くの人は仏壇に向かうとき、まず両親や祖父母などの肉親に想いをはせています。まして仏壇を買おうとする理由は、肉親の位牌を置くことであることがほとんどです。

こうした傾向を「間違っている」という人もいますが、はたして本当にそうでしょうか。

確かに本来の仏教の立場からいえば、仏様に祈りを捧げるためにあるのが仏壇です。しかし、ご先祖様を敬い、故人に思いはせるという行為も、とても尊いことに変わりはありません。堅苦しく考えず、ご先祖様の位牌を安置して、ご先祖様の冥福を祈る場所と考えていても悪いことではないでしょう。

仏壇の役割とは?家族や自分の心の悲しみケアと見直される仏壇の意義
仏壇を通して亡くなった親族との関係を捉え直すことで、家族のつながりを深めることができます。この記事では家族の観点から仏壇の役割を紹介します。自分、そして家族の悲しみを癒すために、仏壇に向き合う時間をつくってみましょう。
位牌とは?種類や用途、仏壇に置く理由など詳しく解説
位牌とは、亡くなった人の戒名・法名や死亡年月日を記してお祀りし、故人の霊魂が仮に宿る場所・依代(ヨリシロ)となるものです。私たちは位牌を通して、故人を思い、冥福を祈ることで、供養をすることができます。今回は、そんな位牌についてご紹介します。...

後悔しないお仏壇選びのための総合カタログをプレゼント!後悔しないお仏壇選びのための総合カタログプレゼント!

  • 購入する時の注意点とは
  • 価格・サイズ・設置例を詳しく
  • 我が家にぴったりのお仏壇とは
  • お仏具の役割やお飾りの仕方
  • ご安置のポイント
  • お仏壇Q&A
  • お仏壇選びステップガイド
  • リビングルームにあうカタログ
上記の資料請求(無料)はこちら