いい仏壇（株式会社鎌倉新書）

プリザーブドフラワーとは、生花を脱水してから保存液と着色液を使って加工したものです。お墓の雰囲気をよい状態に保ちたいものの、遠方であまりお墓参りに行けないという方などが、墓前にお供えすることもあります。

阿弥陀如来とは、鎌倉時代に法然上人が浄土宗を開き、その教えを発展させた親鸞聖人が浄土真宗(真宗・一向宗)を開き、一般庶民にも広く信仰されるようになった仏様です。

神棚の扉とは、家庭や職場に飾られている神棚に設置されている宮形の扉のことです。扉が一枚のものを一社造り、扉が三枚のものを三社造りと呼びます。

仏具とは、仏壇をお祀りする際に飾る道具のことです。仏教には多くの宗派があり、その宗派ごとにさまざまな決まりごとや特徴があり、仏壇や仏具にもその宗派の教えがふんだんに盛り込まれています。

仏具とは、仏壇をお祀りする際に飾る道具のことで、それぞれに意味があります。しかし、仏壇や仏具には宗派によって決まりごとがあり、日蓮宗も例外ではありません。ご本尊を正しい方法で祀るためにも宗派の決まりごとについて知っておくと安心できます。

浄土宗とは、法然上人を宗祖とした仏教の宗派で、総本山は京都市にある知恩院です。ご本尊は阿弥陀如来で、ただひたすらに仏に帰依し、「南無阿弥陀仏」と口に出して念仏を唱えれば浄土に生まれることができるという、他力の教えです。

仏壇の座布団とは、ご先祖様を供養するための大事な仏具のひとつです。仏具として扱われる座布団は、通常来客が来た際に使用する一般的な座布団とは大きさや作りが異なり、仏壇用の座布団として販売されています。

真言宗 とは、空海（弘法大師）が開き最終の目的を即身成仏とした密教です。インドで芽生えた密教は、大日経と金剛頂経の二つの系統に分かれて唐へ伝わります。この二つの密教を、唐の恵果（けいか）が承継しており、空海が唐へ渡り伝授されます。

ご本尊とは、宗教の信仰対象物となる仏像や掛け軸のことを指します。宗派によって違いはありますが、一般的に先祖代々のご本尊を仏壇に供え、子孫が受け継いで守っていきます。

蒔絵とは、筆に漆をつけて絵柄を描き、その漆が乾かないうちに金粉や銀粉などを付着させて文様を描く手法です。漆器だけでなく、仏壇や仏具、雛人形や五月人形の装飾品、万年筆などさまざまなものの装飾に用いられています。