仏教・仏事の知識

仏教・仏事の知識

【12月の仏事】知っておきたい仏事の知識「成道会(おさとりの日)」12/8

成道会(おさとりの日)は、お釈迦様が悟りを開いたとされる12/8に営まれる仏事です。お釈迦様の遺徳を偲ぶために、宗派を問わず執り行われる大切な法会です。今回は、成道会(おさとりの日)の意味や由来、行事についてくわしくご紹介します。
仏教・仏事の知識

【11月の仏事】知っておきたい仏事の知識「新嘗祭」

新嘗祭は宮中祭祀のひとつで、収穫祭にあたり、稲の収穫を祝い、翌年の豊穣を祈願する古くからの祭儀です。天皇が五穀の新穀を天神地祇にすすめ、自らも食して恩恵に感謝します。宮中のほか伊勢神宮や出雲大社などでも行われます。古くは陰暦11月の中の卯の日に行われてきましたが、1873年に11月23日に固定され、1848年からは「勤労感謝の日」として国民の祝日になりました。なお、天皇が即位の礼の後に初めて行う新嘗祭を大嘗祭と言います。
仏教・仏事の知識

【10月の仏事】知っておきたい仏事の知識「十夜法要」

十夜法要は、10日10夜かけて阿弥陀如来に感謝の念仏を唱える仏教の法会です。多くは旧暦の10月(現在の暦で11月)に行われますが、現在では3日3夜や1日1夜などの短縮形も増えています。室町時代、時の足利義教の執権であった伊勢守貞経の弟にあたる平貞国が、出家を思いとどまるよう阿弥陀如来の啓示を受け、そのおかげでお家の断絶を回避できたことから、10日10夜念仏を唱えたという故事が起源となっています。
仏教・仏事の知識

いつから始めるべき?知っておきたい生前整理について

生前整理は、生きているうちに自分の死後のことを考え、身の回りのものや財産などを整理することをいい、近年では若い世代にも広まりつつあります。では、自分の死後に遺族が行う遺品整理との違いは何なのでしょうか。ここでは、生前整理をするメリットや始めるタイミング、そして具体的な方法や注意点についてご紹介します。
仏教・仏事の知識

仏教と「山」~山岳信仰と仏壇の関係

国土の約七割を山地が占める日本は、古くより山岳信仰が盛んでした。そんな日本で仏教が広まるにあたり、山岳信仰は仏教にどのように取り入れられ、発展していったのでしょうか。また、仏壇の中にも「山」を象徴する部分があることをご存知でしょうか。仏教と山岳信仰、仏壇との関係を解説します。
仏教・仏事の知識

盂蘭盆会(うらぼんえ)とは – 歴史と由来、風習、盆礼やお中元

7月または8月13日~16日に行われる仏教行事である「盂蘭盆会(うらぼんえ)」。いわゆるお盆のことで、お釈迦様が「親孝行の大切さ」を説いた教えに由来し、日本では飛鳥時代から始まったと伝えられています。今回は、盂蘭盆会の歴史や由来、日本や海外での風習、盆礼とお中元などについてご紹介します。
仏教・仏事の知識

地域で違う!|新盆と旧盆の違い

お盆は日本人にとって馴染み深い先祖供養の行事ですが、新盆と旧盆に区別されることがあります。また、供養のしかたも地域によってさまざまな特色があります。今回は、新盆と旧盆の違いや、お盆の歴史や地域での違いについてご紹介します。
仏教・仏事の知識

夏に鰻を食べる意味や由来

日本では暑い夏に鰻を食べる風習があります。「土用の丑の日」にもなると、デパートやスーパーマーケットでは「本日は鰻の日」などと書かれた横断幕やのぼりが立てられ、売り場は威勢のいい掛け声と、鰻の蒲焼きを買い求める人で賑わいます。 では、なぜこの時期に鰻を食べるのでしょうか。そして、「土用の丑の日」とはいったい何を指すのでしょう。この記事では、夏に鰻を食べる意味や由来について詳しく解説します。
仏教・仏事の知識

5月におすすめのお供え物と贈る際のマナー

仏壇のお供え物は故人だけではなく、仏壇の中にいる仏様に対して敬意や感謝をする意味もあります。今回は仏壇のお供え物に何を選んだらよいのか悩んでいる方に向けて、5月におすすめのお供え物と贈る際のマナーについて紹介します。
仏教・仏事の知識

天皇と神道の関係

神道は、身の回りのあらゆるものに宿る神を敬う日本古来の宗教で、神社は神と人を結ぶ聖域という位置付けがあります。「古事記」「日本書紀」では天皇は日本の神話の神々に由来する存在として説き起こされており、神道と天皇家は密接に関わりながら現代に至っています。そこで今回は、古代から近現代までの天皇と神道の関係性について歴史を追って解説しましょう。