お仏壇の購入とご本尊阿弥陀如来像について

阿弥陀如来とは、鎌倉時代に法然上人が浄土宗を開き、その教えを発展させた親鸞聖人が浄土真宗(真宗・一向宗)を開き、一般庶民にも広く信仰されるようになった仏様です。そんな歴史的背景から日本各地に浸透していった阿弥陀如来像を一例にあげ、仏事を始めるための準備のひとつ、お仏壇の購入やご本尊についてまとめています。新たに購入をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

後悔しないお仏壇選びのための総合カタログをプレゼント!後悔しないお仏壇選びのための総合カタログプレゼント!

  • 購入する時の注意点とは
  • 価格・サイズ・設置例を詳しく
  • 我が家にぴったりのお仏壇とは
  • お仏具の役割やお飾りの仕方
  • ご安置のポイント
  • お仏壇Q&A
  • お仏壇選びステップガイド
  • リビングルームにあうカタログ
上記の資料請求(無料)はこちら

都道府県一覧から仏壇店を探す

いい仏壇では、ご希望のエリア、仏壇・仏具の種類や特色、宗旨・宗派などの検索条件で全国の仏壇店を探すことができます。

現在地から仏壇店を探す

お仏壇に必要なものとご本尊について

現代では、住宅事情や核家族化の影響等によりお仏壇のない家庭も多く、普段からご自分の宗派を意識して生活している方は少ないかもしれません。自分や家族のために、または亡くなった祖父母や両親のために、いざお仏壇を用意しようというときに、どのようなお仏壇やお仏具を購入すればよいのか、お仏壇には何を置けばよいのか、迷う方も多いのではないでしょうか。

お仏壇には唐木仏壇と金仏壇とがあり、金仏壇は宗派によって構造に差異があります。お仏壇とセットで購入することになるであろう三具足や五具足と呼ばれるお仏具も、宗派により最低限必要とするものが異なります。そしてお仏壇にとって最も大事なのが、ご本尊です。お仏壇は本来、ご本尊を安置しお参りするためのものですから、なくてはならないものです。

ご本尊をお迎えするときには、檀那寺(菩提寺)の僧に法要をあげていただきます。これがいわゆる開眼供養、入仏法要といわれるもので、この儀式がなければお仏壇もご本尊もただのものでしかありません。

 

ご本尊とは一般的にいう「仏像」のことで、宗派により「像」ではなく「掛け軸」のものもあります。ご本尊の種類には阿弥陀如来像、釈迦牟尼如来像、薬師如来像、大日如来像、大曼荼羅などがあり、これらは宗派により異なります。故人をおまつりする場合は、このご本尊のそばに位牌または過去帳を置くことになります。従って、お仏壇を用意しご本尊をお迎えする前に、まずは宗派を知る必要があります。宗派はお経をあげていただく僧に尋ねるのが最も確実ですが、それが難しい状況ならば、実家にあるお仏壇の形状やご本尊のほか、ご先祖の位牌または過去帳にある戒名や法名で判断しましょう。

極楽浄土の象徴「阿弥陀如来」

阿弥陀如来は、仏教に馴染みのない方でも見聞きしたことのあるご本尊の一尊ではないでしょうか。阿弥陀如来をご本尊とする宗派には、時宗、浄土宗浄土真宗本願寺派(西本願寺)、真宗大谷派(東本願寺)などがあります。

日本における仏教用語はサンスクリット(梵語)を漢字で翻訳し、用いられているものや音写したものが多く、この阿弥陀如来も例に漏れず、アミターユス、アミターバというサンスクリットに由来しています。

無量寿仏、無量光仏とも呼ばれ、無量は「アミタ」を意味します。阿弥陀如来は大乗経典の説く西方極楽浄土の教主とされており、寺院では阿弥陀如来像を西側に安置していることが多く、人々は東から西に向かってお参りをします。ご家庭でお仏壇を置く方角に迷ったときは、ご本尊に阿弥陀如来を安置するお仏壇であれば西に置くことを考えてもよいでしょう。

 

弥陀如来は一般的に観音菩薩、勢至菩薩を脇侍とした「阿弥陀三尊」の形で表されます。しかしお仏壇におまつりする際は、宗派によりご本尊のみの場合も多くあります。また、十字名号(帰命尽十方無碍光如来)、九字名号(南無不可思議光如来)を脇掛としてご本尊の左右に掛ける宗派もあります。

仏壇に安置する阿弥陀如来像の形状や材質について

仏像には立像、坐像、釈迦の涅槃像(臥像)があり、阿弥陀如来は立像か坐像で表されます。そして、放射状または舟形の飾り物を背負ったような姿が多く見られます。この飾り物を光背といい、一例をあげると浄土宗では舟形光背を、真宗大谷派では放射光を用いるなど、宗派により形が異なります。光背は光明を表現したもので、光明とは仏様や菩薩様の智慧、慈悲を象徴するものとされています。

阿弥陀如来像には木彫のほか、塑像(粘土)、鋳造仏像(金属)、石仏などがありますが、一般家庭にお迎えするご本尊でよく用いられるのは木製です。木製とひとことにいっても、桧木、白檀、柘植、白木、金箔押など、材質や加工により値段が手頃なものから高価なものまでさまざまです。材質以外にも、大きさによっても変わります。仏壇のサイズに見合った大きさの仏像を選ぶ方が多いでしょうから、場合によっては高額な買い物になることも考えられます。そのときに、どの材質にするかというのは費用の面でも重要な選択になってきます。しかし仏様の功徳は値段に左右されるものではありませんし、高価なものであればあるほど報われるというものでもありません。無理のない範囲で信仰の気持ちを表すことが、一番大事な要素になります。

まとめ

お仏壇、お仏具を求めるときは仏壇仏具店に行きますが、気軽に足を運べる生活地域にお店がある方ばかりではないでしょう。お住まいの地域にお店があったとしても、安い買い物ではありません。できるならいくつかのお店を見て判断したいところです。

どんなお店に行けばよいのか、どこなら安心して購入できるのか、お悩みの方はお気軽に「いい仏壇」へご相談ください。信頼できる仏壇仏具店を紹介いたします。

後悔しないお仏壇選びのための総合カタログをプレゼント!後悔しないお仏壇選びのための総合カタログプレゼント!

  • 購入する時の注意点とは
  • 価格・サイズ・設置例を詳しく
  • 我が家にぴったりのお仏壇とは
  • お仏具の役割やお飾りの仕方
  • ご安置のポイント
  • お仏壇Q&A
  • お仏壇選びステップガイド
  • リビングルームにあうカタログ
上記の資料請求(無料)はこちら