お仏壇の購入とご本尊阿弥陀如来像について

お仏壇に必要なものとご本尊について
お仏壇には唐木仏壇と金仏壇とがあり、金仏壇は宗派によって構造に差異があります。お仏壇とセットで購入することになるであろう三具足や五具足と呼ばれるお仏具も、宗派により最低限必要とするものが異なります。そしてお仏壇にとって最も大事なのが、ご本尊です。お仏壇は本来、ご本尊を安置しお参りするためのものですから、なくてはならないものです。
ご本尊をお迎えするときには、檀那寺(菩提寺)の僧に法要をあげていただきます。これがいわゆる開眼供養、入仏法要といわれるもので、この儀式がなければお仏壇もご本尊もただのものでしかありません。
ご本尊とは一般的にいう「仏像」のことで、宗派により「像」ではなく「掛け軸」のものもあります。ご本尊の種類には阿弥陀如来像、釈迦牟尼如来像、薬師如来像、大日如来像、大曼荼羅などがあり、これらは宗派により異なります。故人をおまつりする場合は、このご本尊のそばに位牌または過去帳を置くことになります。従って、お仏壇を用意しご本尊をお迎えする前に、まずは宗派を知る必要があります。宗派はお経をあげていただく僧に尋ねるのが最も確実ですが、それが難しい状況ならば、実家にあるお仏壇の形状やご本尊のほか、ご先祖の位牌または過去帳にある戒名や法名で判断しましょう。
極楽浄土の象徴「阿弥陀如来」
日本における仏教用語はサンスクリット(梵語)を漢字で翻訳し、用いられているものや音写したものが多く、この阿弥陀如来も例に漏れず、アミターユス、アミターバというサンスクリットに由来しています。
弥陀如来は一般的に観音菩薩、勢至菩薩を脇侍とした「阿弥陀三尊」の形で表されます。しかしお仏壇におまつりする際は、宗派によりご本尊のみの場合も多くあります。また、十字名号(帰命尽十方無碍光如来)、九字名号(南無不可思議光如来)を脇掛としてご本尊の左右に掛ける宗派もあります。
仏壇に安置する阿弥陀如来像の形状や材質について
まとめ
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