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東京仏壇 桑製三方開仏壇<戸裏飛天レリーフ入り>60/35

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商品説明

東京仏壇の中でも最大級となる35号巾(胴幅3.5尺:105㎝)のお仏壇です。

伝統工芸士 青嶋龍海氏の力作で、彫は四君子彫を基調とし、飛天レリーフ・三方枡組折上格天井・枡組唐破風屋根・無垢材に彫刻を施した柱・等々、伝統工芸士ならではの技術が贅沢に施された逸品です。

材質は日本では江戸時代から人気の続く桑材。このお仏壇の桑材は桑材の中でも最高峰といわれる通称「島桑」と呼ばれる桑材のみで造られております。

ご安置いただくためには二間間口以上のお仏間が必要となりますが、寸法も材質も装飾・彫も貴家末代までの家宝となる最高級仏壇でございます。

通常仏壇製作には日本全国の産地にて、その土地の木地師・彫師・欄間師・空殿師・塗師等多くの専門職人による分業によって製作されるのが一般的ですが、東京仏壇を製作する伝統工芸士は木地・彫・欄間・空殿を一人の職人が製作し、最後に塗師と呼ばれる漆塗職人によって摺漆を施され完成します。

一人の職人が長年の経験と勘で養った「木心(きこころ)」を聴く技術をもって一枚の木材の部位を吟味選別して部品加工し、その一つ一つの部品がもつ膨張収縮の癖を理解し部品同士が反り合い分解するのを防ぐ為、適材適所に配置して組上げていきます。その為数十年が経過しても引出・膳引・引戸などの可動部分は開きが鈍くなることもなく組上げられた当時と同じ機能性を維持し続けます。

特に35号巾の大型仏壇ともなりますと、一つ一つの部品が大きく、それらの部位が採れる大きな木地も入手が困難で、そのような大型で質の良い銘木が市場に出た時でないとこういった大型仏壇は製作することもかないません。

その昔、お仏壇を販売する老舗小売店は職人が大型良質の銘木を入手した噂を聞きつけるとお客様からの注文が無くても、将来の為に職人に大型仏壇の製作を依頼し、納期未定・彫柄職人任せで発注し、依頼を受けた職人も昼は普及品製作に没頭した後、「気分がのった時だけ」夜一人で工房に詰め集中力が途絶えるまで大型仏壇の製作に没頭し、利益度外視でその時その職人が持てる技の全てを投入してこの様な大型仏壇を製作していた時代がありました。

昨今、唐木も和銘木も大型の良質木地を入手することはほぼ不可能になってきており、伝統工芸技術を継承する若い職人も少なくなってきていることから今後はこのクラスのお仏壇供給は一段と難しくなってくることと思われます。

※島桑とは、
桑材の中でも最高峰の通称「島桑」と呼ばれる三宅島・御蔵島産で堅く磨くと美しい光沢が出ることから江戸時代より指物に重用された銘木です。

※四君子彫とは
東洋画で古代より草木の中の君子と称えられる4種の草木「蘭」「竹」「菊」「梅」の絵柄。
蘭=春、竹=夏、菊=秋、梅=冬と四季を表す草木としても知られております。
蘭はほのかな香りと気品を備え、竹は青々とし曲がらずまっすぐな性質を持ち、梅は早春の雪の中で最初に花を咲かせる強靱さ、菊は晩秋の寒さの中で鮮やかに咲く姿が好まれ、各々の性質が人として君子となる為に必要な要素を表すとして「四君子」と呼ばれております。

※飛天レリーフとは
平等院鳳凰堂や法隆寺金堂などにもみられる天人が極楽浄土の空中を飛ぶ姿をモチーフにした絵柄。通常飛天図は浄土の空中を飛びながら天の花を散らし,あるいは天の音楽を奏し、あるいは香を薫じて仏を讃える天人を表す絵柄が多いですが、東京仏壇の大戸裏に施される飛天柄は天女がご本尊・お位牌を囲むように左右対称の柄になっているのが特徴です。




◆材質
笠/桑厚板貼り 主要芯材/朴 戸軸/桑厚板貼り 戸板/桑無垢 台輪/桑厚板貼り 表面仕上/摺漆仕上

◆サイズ
高182cm×巾106cm×奥行き82cm


最高級の東京仏壇特集7選:https://www.e-butsudan.com/special/tokyo_karaki/


■東京都指定伝統工芸品制度の検査に合格した伝統工芸品です
 東京都伝統マーク入り証紙あり

≪東京仏壇の歴史≫
1603年に徳川家康が江戸に開府したことにはじまります。宗教政策の一環として仏寺の建立発展を進めた結果、八代将軍吉宗の時代には一般庶民が競って仏壇を祀るようになりました。その需要に応えるべく、江戸指物師や仏師が独自の技法をつぎこみ仏壇をこしらえたのが、東京仏壇の原型です。その後、1840年ころからは東京仏壇に唐木が使われるようになり、木地本来の持ち味を生かしながら古典的な優美さも残した、丈夫で長持ちする実用本位の仏壇がつくられます。この伝統と技術を受け継いだ職人(伝統工芸士)が丹念に手づくりしたものが、日本堂の東京仏壇です。

≪東京仏壇の選び方≫
「東京仏壇」の名称は、「東京伝統工芸仏壇」の略称としても使われますが、東京都伝統マークが取れなかった不合格仏壇のことを「東京仏壇」と称して販売している店舗があり、類似品には注意が必要です。お求めの際には東京都指定伝統工芸品制度の検査に合格した東京都伝統マーク入り証紙(シリアルナンバー入)の有無をご確認ください。

お仏壇の日本堂では高さ42㎝~185㎝までの東京都伝統工芸仏壇を多数取り扱っています。店頭またはお電話にて詳しくご説明をさせていただきますので、お気軽にご来店、お問い合わせくださいませ。
※東京都伝統工芸仏壇以外にも全国有名産地の匠の技が光る高級唐木仏壇も多数取り扱いがございます
※商品は店舗間で移動する可能性がございますので、ご来店の際はお問い合わせ下さい

最高級の東京仏壇特集7選:https://www.e-butsudan.com/special/tokyo_karaki/

お仏壇の日本堂(日本宗教用具)が販売している仏壇です。
この仏壇の最新の価格はお仏壇の日本堂(日本宗教用具)でご確認ください。

当サイト【いい仏壇】では、全国の仏壇店、仏壇・仏具をご紹介しております。是非、お仏壇の日本堂(日本宗教用具)にご来店いただき、実際の商品をご確認いただければと思います。




商品の特徴

東京仏壇 桑製三方開仏壇<戸裏飛天レリーフ入り>60/35
東京仏壇 桑製三方開仏壇<戸裏飛天レリーフ入り>60/35
東京仏壇 桑製三方開仏壇<戸裏飛天レリーフ入り>60/35
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商品詳細

タイプ 唐木仏壇
地袋型
サイズ 高さ : 182cm × 奥行き : 82cm × 幅 : 106cm
対応宗派 天台宗 真言宗 浄土宗 浄土真宗本願寺派 真宗大谷派 真宗高田派 臨済宗 曹洞宗 日蓮宗
材質 その他, 桑
置き場 床の間, 和室, 居間(リビング), 仏間
原産国 【国産仏壇】日本
表面仕上 摺漆仕上

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