仏壇の座布団について

仏壇と仏壇前に置く座布団ついて
仏壇の前に置く座布団は、通常の座布団を置いても特に作法等に問題はありません。ただ、ご先祖様を敬う気持ちを表すのであれば普通の座布団よりも、仏壇用の座布団を置くことをおすすめします。些細なことかもしれませんが、細かいことをきちんと整える気持ちもご先祖様の供養にもつながるはずです。来客時の印象もよくなりますので、仏壇の前には専用の座布団を置くことをおすすめします。
座布団の意味
他の家に訪問した際、座布団の座り方にいくつか注意をしなければいけない点があります。それらを無視してしまうと招待してくれた方に対してマナー違反となってしまいます。
ご自宅でご先祖様に挨拶する場合も同じです。決して座布団の上に立つことはせず、正しい使い方を守ることが大切です。
普通の座布団と仏壇用の座布団の違い
御前座布団は通常の座布団と違って、座布団全体のサイズが少し大きめに作られています。
通常の座布団より大きく作られている理由としては、お坊さんが読経のために座る際に普通の座布団だと小さいためだと言われています。
中に入っている素材は品質の高い物が使用されているので、お坊さんが読経で長時間座っていても疲れないようになっています。
これらの座布団を実際に見て購入できる場所は、仏壇仏具店のような仏具に関する物を販売している専用の店舗です。場所によっては近所のホームセンターで販売している場合もあるので、一度確認をしてみるのがおすすめです。
それらの店舗が自宅近くにない方は、最近ではインターネットを使用した通販サイトなどでも座布団やその他仏具等を購入することができます。
ネット通販では種類がたくさんあり、値段も安価な物から高価な物まであるので選択肢が広がります。しかし、購入する前に実物を見ることができないといったデメリットもあるので、購入後にキャンセル等ができるかなど、事前に販売元の店舗に確認をした方が無難です。
いろいろな購入手段を活用してご自宅の宗派に合った座布団を購入しましょう。
色の指定はあるのか
模様は、仏教では古くから唐草模様が愛用されています。模様について悩んでしまった際は唐草模様を選ぶことが無難です。ただ、仏壇と同じように宗派によって指定されている座布団がある場合は、宗派にあった座布団を選びます。

