日本のお葬式は、そのほとんどが仏式で行われています。普段の生活の中ではあまり意識することはないかもしれませんが、意外と仏教に触れる機会は多いのではないでしょうか?
ここでは仏教について詳しく解説していきます。

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仏教は世界の三大宗教に数えられる宗教のうちのひとつです。
仏教徒は中国や日本、台湾、そして東南アジアに多い傾向にあります。
もともとはお釈迦様がインドで開いた宗教です。現在では、同じ仏教でも非常に多数の宗派があり、日本では主に日本人の僧侶が開いた宗派が信仰されています。
日本国内で行われる葬儀はほとんどが仏教式で、仏壇も寺院にある須弥壇を小さくしたものといわれています。
仏教の教えの基本
仏教では人は皆、生老病死という苦しみと背中合わせの状態で生きているとしています。生老病死というのは生まれること、老いること、病気になること、そして死ぬことの4つです。この生老病死とどう向き合うか?ということが、仏教の基本といえるでしょう。
生老病死は生まれてきたら誰もが遭遇する、避けられない苦しみ
人は誰でも年をとります。生きている限り年をとらない人はいません。
病気になることもあるでしょう。そして、人は誰でもいずれ死にます。平均寿命も延びて、長寿大国といわれる日本ですが、それでもいつかは命が尽きます。永遠に生きていられる人はいません。
生まれてきたからこそ、このように老いる苦しみ、病気になる苦しみ、死への恐怖があるのです。生まれて来なければ、老いて苦しむことも病気になって苦しむこともありません。
当然死ぬこともないでしょう。この生老病死の問題をお釈迦様は根本的に解決したいと考えていました。
人生の中で遭遇する4つの苦難
仏教の教えでは、人生で遭遇する苦難は生老病死以外にもあります。
愛別離苦(あいべつりく)と怨憎会苦(おんぞうえく)、求不得苦(ぐふとくく)、五蘊盛苦(ごうんじょうく)の4つです。
愛別離苦
愛別離苦とは、愛する人と別れなければならないことです。
愛別離苦のもっとも分かりやすい例は死別です。愛する人が亡くなってしまうと、この世ではもう会うことはできません。
怨憎会苦
怨憎会苦は怨んでいる人や憎んでいる人と会わなければならないことです。
世の中にはたくさんの人がいるため、性格的に合わない人もいます。
過去に何らかのトラブルになって、お互いに憎み合っている人もいるでしょう。
怨んでいる人や憎んでいる人とは、極力顔を合わせないようにするのが望ましいですが、そうもいかない場合もあります。また、これから出会う人の中に、将来怨みを持つことになる人もいるかも知れません。しかし、怨んでいる人や憎んでいる人と絶対に会わないようにして生きて行くのは難しいです。
求不得苦
求不得苦は、欲しいものが手に入らないことです。
人は欲しいものがあると、それを手に入れようと必死で努力します。
努力の結果、欲しいものが手に入る場合もあるでしょう。しかし、十分に努力しても欲しいものが手に入らないことも珍しくありません。
五蘊盛苦
五蘊盛苦は心や身体の欲望を満たせないことです。
人はやりたいことがあればそれを実現しようとします。実現すると身体的な満足や精神的な満足を得られますが、今度は別の欲求が出てきます。その欲求を満たせばまた次といった具合に延々と新たな欲求が出てきて、完全に満足してもう何も欲しないような状態にはなかなかなりません。
常に何かに飢えている状態が苦しいということを意味しています。
八苦への対処法は八正道
仏教では生・老・病・死と愛別離苦、怨憎会苦、求不得苦、五蘊盛苦を合わせて、8つの苦しみを八苦と呼んでいます。
仏教の教えにおいて、八苦から逃れるためには八正道(はっしょうどう)を実践するしかないといわれています。
八正道とは、正しい見方、正しい考え方、正しい言葉、正しい行い、正しい生活、正しい努力、正しい意識、正しい精神の安定の8つを指し、仏教の修行において基本になるものです。
仏教の聖地
仏教の聖地は四大聖地と呼ばれるとルンビニー、ブッダガヤ、サールナート、クシナガラが有名です。
さらに、ラージャグリハ、サヘート・マヘート、ヴァイシャリ、サンカーシャの4つも加えて八大聖地と呼ぶこともあります。
ここでは、お釈迦様が悟りを開いたとされるブッダガヤと、入滅したクシナガラについてご紹介します。

ブッタガヤ
ブッダガヤはインドの東部、ビハール州にあります。
お釈迦様が厳しい修行を積んだ後に悟りを開いた場所です。仏教が生まれた場所として、四大聖地の中でも重要度の高いところと言えます。
ブッダガヤの中心部にあるマハーボディ寺は、お釈迦様が悟りを開いた場所に建てられたお寺です。
クシナガラ
クシナガラはお釈迦様が入滅した(亡くなった)場所です。
当時80歳だったお釈迦様は、故郷に向かって旅をしていましたが、途中でクシナガラを通ったときに、腹痛を起こし、入滅しました。
入滅した場所には大涅槃寺と涅槃塔が建てられています。
クシナガラはインドのウッタル・プラデーシュ州東部にあります。
仏教の種類
仏教は各地に伝わって行く間に、教えの解釈に違いが生じることで、いくつもの宗派に分かれました。大きくは上座部仏教と大乗仏教に大別されます。

上座部仏教
上座部仏教は南伝仏教やパーリ仏教、小乗仏教などと呼ばれることもあります。主に東南アジアや南アジアで信仰される仏教です。
「乗」は乗り物を意味し、出家をして厳しい修行を積んだごく少数の人だけが救われるとする考え方をします。ただし、小乗仏教という呼び方は、差別的だと捉えられており、現在ではあまり用いられません。
大乗仏教
大乗仏教はより多くの人が救われるとする考え方をします。大きな乗り物に大勢の人を乗せるようなイメージです。
修業を積んだものであれば、悟りの窮地に至らなくても救われます。また出家をした者だけでなく在家信者も救われる対象にしているのが特徴です。日本国内で信仰されている仏教の宗派もほとんどが大乗仏教です。
仏教の聖典
聖典というのは、それぞれの宗教で基本的な教説が書かれたものです。仏教でいうと経典にあたります。
ここでは、私たちにも身近な経典についてご説明します。
般若心経
法華経(ほけきょう)
法華経は大乗仏教の経典で、28品で構成されています。前半の14品を迹門で、後半の14品を本門といいます。迹門では、善人や悪人、男性や女性といったことにかかわりなく、すべての人が救済され、成仏できるとされています。また、本門では、お釈迦さまは過去から未来まで人々を救済し続けているという教えを説いています。
日本へは最澄が法華経を中心とした天台宗を中国(唐)から持ち帰りました。日蓮宗では法華経がもっとも大切な教えとしています。
浄土三部経
「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」の3つの経典を総称して浄土三部経と呼びます。主に浄土宗や浄土真宗、時宗でよりどころにしている経典です。
阿弥陀仏や浄土、極楽に関する内容を中心に書かれています。
パーリ仏典
パーリ仏典は上座部仏教の仏典で、パーリ語で書かれています。
律蔵、経蔵、論蔵から構成されています。
律蔵は律(出家した人が守るべき規律のこと)に関する文献を収めています。
経蔵は経(お釈迦様の教え)に関する文献を収めている部分です。
論蔵は論(主に仏教の教説)についての文献を収めている部分です。
仏教の信仰対象
仏教では信仰対象がさまざまです。
仏様に対して拝みますが、仏像に対して拝みますが、仏像の種類がかなり多くあります。
ブッダ(お釈迦様)
ブッダとは悟りを開いた者という意味です。
悟りを開いた人全般を指しますが、仏教の開祖であるお釈迦様だけを指す場合もあります。
如来(にょらい)
如来も悟りを開いた人のことです。
この世で悟りを開いた人はお釈迦様しかいません。上座部仏教ではお釈迦様だけが如来とされていますが、大乗仏教では釈迦如来以外にもさまざまな如来がいます。
如来像は装飾品や持ち物などもありませんが、例外的に大日如来は冠を被っていて、薬師如来は左手で薬壺を持っています。
菩薩(菩薩)
菩薩は悟りを求めて修行中の人のことです。
当初は(前世も含め)悟りを得るために修行をしていたお釈迦様を指していましたが、後に修行中の人も指すようになったといわれています。
菩薩像はお釈迦様がまだ悟りを開く前のときの姿です。如来像と比べると服装が華やかで豪華な装飾品も身に付けています。
持っている道具を使って、悟りを開くために現在修行中の人たちを導いてくれることを表現しています。同時に、華やかな服装や装飾品から、まだ悟りを開くまでには至っていないことも表現しています。
明王(みょうおう)
明王は怒りの表情をしています。
優しく教えを説いても正しい道に進まない人を諭す役割を果たす仏様です。
逆立てた髪と恐ろしい形相が特徴で、手には宝剣や縄も持っています。光背も激しく燃え上がる炎になっています。明王には、不動明王や降三世明王、軍荼利明王などがあります。
天部(てんぶ)
天部は仏の教えに帰依した神々のことです。
天上世界に住んでおり、仏教の教えを妨げようとする者から守ってくれる、仏教の守護神となります。梵天や帝釈天などがあります。

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