マンションやアパートで仏壇を設置することは、難しいと考えられがちです。たしかに現代の住宅事情を考えると仏壇の置き場に困るかもしれません。しかし、仏壇は私たちの生活と密接な関わりがあり、デザインや機能も時代に合わせて進化しています。
最近はどんな家でも置き場所に困らないコンパクトな仏壇やデザイン性の高い仏壇も販売されています。
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- 購入する時の注意点とは
- 価格・サイズ・設置例を詳しく
- 我が家にぴったりのお仏壇とは
- お仏具の役割やお飾りの仕方
- ご安置のポイント
- お仏壇Q&A
- お仏壇選びステップガイド
- リビングルームにあうカタログ
そもそも仏壇とは?
仏壇とは、「仏様をお祀りする場所」のことです。ここでいう仏様とはお釈迦様のことで、ご先祖様のことではありません。
しかし、仏壇には位牌が置かれており、「おばあちゃんに手を合わせて」などと言われて仏壇に飾ってある遺影に向かって手を合わせたり、話しかけたるする場面をドラマや日常でよく見かけます。これは、お釈迦様の近くに位牌を置くことで故人が仏様に近づく、すなわち成仏するようにと祀っているためです。そのため、仏壇は「家の中のお寺」とも呼ばれ、故人とのつながりを確認するという役割も担っています。
心を育てる仏
お墓とは別に、家に仏壇を置くことで故人やご先祖様を身近に感じることができます。また、感謝する心や故人を偲ぶ心を育てることもできます。
特に、お祀りしている故人が近い肉親であればあるほど、身近にある仏壇を通じて故人に思いを馳せる機会も増えるでしょう。そのため、先祖を重んじる文化がある日本では、仏壇は私たちの生活に深く関わりがあると言えます。
マンションやアパートで仏壇は設置できる?
仏壇と聞くと家の一角を占めるほど大きいというイメージを持たれる方もいらっしゃいます。ドラマや映画などでしばしば見かける大きな仏壇を安置するには、畳半畳ほどのスペースが必要です。
しかし、日本の住宅事情は変化しており、昔のように大家族で一軒家に住むことは少なくなりました。反対にマンションやアパートに住む家庭が増えてきました。そのため、マンションやアパートで暮らしている方の中には仏壇の置き場がないと考えてしまう方もいます。
ところが、仏壇も日本の住宅事情の変化に合わせて進化しています。そこで、マンションやアパートでも設置できる仏壇を、設置する際に気をつけるべきポイントや注意点とともに紹介します。
仏壇選びの前に、仏壇を置く部屋、場所を決める
マンションやアパートで仏壇を設置する際に、もっとも重要なポイントは仏壇の置き場所を決めることです。その上でふさわしい仏壇を選ぶと、部屋の中にも違和感なく、仏壇を安置することができます。
例えば、十分なスペースが確保できない場合は、上置型仏壇と呼ばれるコンパクトな仏壇がおすすめです。床に置き場所を確保できない場合でも、家具の上に置くことができます。こうしたコンパクトな仏壇はバラエティーに富んでおり、比較的安い値段で入手することができます。
現代のマンションやアパートは床がフローリングである場合が多く、和室は少ない傾向があります。そのため、和室以外の部屋に仏壇を置くのであれば、部屋のデザインやインテリアと合わず、浮いてしまうのではないかと心配される方も少なくないようです。しかし、仏壇はこのような住宅の変化にも対応しており、洋室にも合う家具調仏壇と呼ばれる仏壇が販売されています。家具調仏壇であれば部屋の雰囲気を壊すことなく仏壇を設置することができます。
また、畳は上に家具を置くことを想定していないため、板の間やフローリングの方が仏壇を置く場所として適しているとも言えます。
マンション、アパートの部屋に仏壇を安置するときに注意すべき点は?
仏壇を家に安置する際にも、気をつけるべきポイントがあります。
一般的には「神棚と仏壇は同じ部屋に置くべきでない」と言われることもありますが、現代では気にしなくてよいという風潮が強まっています。
この俗説は、仏教と神道は別であるという宗教的理由からできた説のようですが、日本ではどちらか片方のみ信仰するわけではなく、どちらも信仰するという文化が根づいています。また、かつては神仏習合といって、仏教の神々と日本の神々は姿を変えているだけで、本来は同一の神であるという考え方もありました。宗派や菩提寺などの考え方にもよりますが、仏壇と神棚を一緒の部屋に置くことについてはあまり気にする必要はないようです。
また、仏壇を置く方角についても風水や八卦、気脈などさまざまなポイントが気になるかもしれません。しかし、仏壇の本来の役割はお釈迦様を祀ることであり、手を合わせる方が心地よくお参りできるのであればどこに設置しても問題ありません。もし、それでも気になる場合は、部屋の西側に置くとよいでしょう。仏教では太陽の沈む西の彼方にある西方浄土に魂は向かうと考えられているためです。
ただし、「仏壇と神棚を向かい合わせに置かない」という注意点は守るようにしましょう。これはどちらかに手を合わせるときに、必ず片方にお尻を向けることになってしまうからです。
まとめ
最近は仏壇もさまざまなバリエーションがあり、私たちの生活により親しみやすく変化しています。どんな家にも設置できるように仏壇もコンパクトになったり、デザイン性が高かったりします。
しかし、やはり実物を見て自宅に合うかどうかを確認した方が安心だと思います。他にも自宅に合う仏壇を教えて欲しい、どんな仏壇があるのか知りたいといったご要望をお持ちの方は、お気軽にお問い合わせください。
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