非常に丁寧で親切な応対で満足です。
400年の伝統を受け継ぐ木曽漆器木曽漆塗り一筋に生きた職人からはじまったお店です。

城取うるし工芸は、社名に「うるし工芸」とあるように、元々は漆塗り製品の製造・販売を主に手掛けていました。善光寺など、神社・仏閣の漆塗り工事にも携わり、宗教用品の製造、開発にも早くから取り組んでいました。現在は漆工の世界で培った伝統工芸技術を基礎に、仏壇・仏具、寺院様荘厳具等、絵画・掛軸や銅器等の美術工芸品まで、幅広く取り扱っています。
あずみ野店は県内屈指の広大な店舗面積と豊富な品揃え。社長の城取氏は、お客様の様々なご要望に対応できる自信があると語っています。
城取うるし工芸あずみ野店 (長野県松本市)
落ち着いた店内
来店された方の滞在時間の長さと、再来店の多さに特徴がある同店。城取うるし工芸では、お仏壇やお仏具を選びながら、ご法事のお引き物の漆器や、また、ご家族用に漆塗りのお箸やお汁椀を、或いはお客様用の茶托や銘々皿などをゆっくり探すことができる、のんびりしたお店作りを心掛けているそうです。
「広々とした店内には所々に休憩スペースを設け、あらゆる世代のお客様が落ち着いてお品定めをしていただけるように配慮しています。大きな駐車場からの入り口にはスロープを設け、店内は完全バリアフリーです。店頭に用意してある車椅子は、どなたでもご自由にお使いいただけます」(城取氏)
古いものを次代へ残すことも使命
城取氏は、新しいものをお買い求めいただくことだけが仕事とは思っていないと語ります。
「漆器は古くなっても塗り直せば新品同様に戻ります。日本を代表するエコ商品です。先日、お蔵の中に仕舞ったまま使われなくなったお吸物椀20客を塗り直すお仕事を頂戴しました。大切なものを次世代へ引き継ぐための重要な役割を担っていると自負しています」
城取うるし工芸では、お仏壇の修復も数多く手掛けてきました。先代様、先々代様から引き継がれたお仏壇によって結ばれる一族の絆。長野県内には様々な型のお仏壇があり、その型により修復の工程にも違いがあります。城取うるし工芸では、伝統に裏打ちされた技術で多くの方が納得のいく修復をしてきました。
「他所で断られた方も一度当店にご相談ください。営業エリア内は直ぐにお伺いします。お見積り無料です。完全塗り直しは勿論、ご新居へ収めるための改造も賜ります」(城取氏)
ご縁を大切に
最後に城取氏に、同店におけるお仏壇とお客様への思いを語っていただきました。
「お客様との生涯に渡る「繋がり」を大切にしています。特にお仏壇は永い年月を通してご家族様の「心」が込められる祈りの場となりますので、販売店の責任も永い期間に渡らなければなりません。当店でお買い求め頂いたお仏壇に対して、一生涯の責任を全うしたいと思っています。例えばご新築などによるお仏壇の一時的なお預かり、ご新築完成後の納品、畳替えのための移動や敷地内お引越しなど、全て完全無償で当店営業マンがお伺いし対応いたしております」
店内 あずみ野店 店舗 仏壇の修復 before 仏壇の修復 after